C-01 インテリアコーディネーターと建築
今回からはインテリアコーディネーターと建築の関係について述べていこうと思います。
インテリアはハード(住宅やマンションの躯体)があって初めて存在する空間です。
中に。
ですから空間は限られているわけです。
この限られた空間、つまり「躯体の内部空間」を持ち前のセンスでコーディネートするのがインテリアコーディネーターです。
ここが建築家とインテリコーディネーターの大きな違いではないでしょうか。
建築家は簡単に言ってしまえば、建物(ハード)を設計する職業です。
昔はインテリアまでもを自分で設計する建築家はたくさんいました。
しかし、01でも述べた様に現代は商品に関しても複雑であり、クライアントの要望も多いです。
そんな中で建築家にとって、手に負えない仕事になってきています。
さらには、コンサルティングの要素を多く含んでいるので、時間もかかります。
なので、最近ではインテリアはインテリアの専門家つまり、インテリアコーディネーターの資格を保有する人、もしくはそれ相当の人に任せる建築家も増えてきています。
■今回のキーワード■
「建築」
「内部空間」